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【心豊かに生きる100のヒント 59】日本人の特性

2015年2月11日

 

皆さん、こんにちは。アクシアバイオの齋藤です。

 

本日も、【心豊かに生きる100のヒント】を ご紹介します。どうぞお楽しみに☆

 

 

29ヶ国約5万人に行われたS型と呼ばれる不安遺伝子に関する国際調査がありますが、それによると、日本人の不安になる遺伝子を持っている割合は、国際的に見て日本人が一番高く、80.25%、次いで韓国79.45%、中国75.2%、シンガポール71.24%、台湾70.57%という結果が出ています。アジアの国の人はこの遺伝子を持っていますね。

 

一方、欧米やアフリカの国々の人は不安の遺伝子を持っている割合が低く、スペイン46.75%、アメリカ44.53%、英国 43.98%、ドイツ43.03%、そして、一番低いのが南アフリカの27.79% という結果が出ています。

 

不安の遺伝子を持っていると、緊張した時に出るノルアドレナリンという物質が分泌されやすく、不安になったり、神経質になりやすいということです。

 

この日本人の不安の傾向ですが、一見悪いことばかりのようですが、必ずしもそうとは限りません。この傾向があると長期的なリスクを回避しようと計画的になったり、細かいところまで気になっていろいろな可能性を考えたりします。

 

例えば、日本の新幹線のような高度に精密なものは、長期的なリスクの観点から、様々な可能性を考えて設計されています。そのため、高度で、事故の起こりにくいようなものを作り上げることができています。

 

一見、不安というと、マイナスな面ばかりを考えますが、それも別の面から見ると非常に優れた特性にもなりえますね。

 

本日も、何かの参考になれば、嬉しいです。

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