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【心豊かに生きる100のヒント 39】マイナス感情が出てきた時

2014年12月23日

 

皆さん、こんばんわ。アクシアバイオの齋藤です。

 

本日も、【心豊かに生きる100のヒント】を ご紹介します。どうぞお楽しみに☆

 

 

前回は感情とその意味について、書きましたが、その感情の中でも、マイナス感情と呼ばれるような感情が出てきた時について書きたいと思います。

 

マイナス感情には以下のような感情があります。

 

不安系ー要求(期待)が叶う見通しがつかない反応
—怒り系ー当然の要求(期待)が自分や他者の叶えない反応
悲しみ系ー要求(期待)が叶えられないときのあきらめ反応
苦しみ系ー期待通りにならないことが続く反応

 

こういった感情が出てきた時には、ノルアドレナリンが脳内で分泌されて、それがストレスになります。そこで、そういった感情が強くなってきた時、そのストレス状態を紛らわそうと、人は一時的に快感を得られるような様々な行動をとってしまうことが多いです。

 

以下がその紛らわし行動の例です。こういった行動によって、一時的に脳内でドーパミンを得て、ストレス状態を紛らわそうとします。

 

●アルコール

●ニコチン

●ショッピング

●気晴らし食い

●薬物

●ギャンブル

●恋愛

●仕事

●暴力

●セックス

●盗み

●インターネット

●ゲーム

●嘘

●電話

●借金

 

気晴らし食いといったことは、マイナス感情の紛らわし行動として、納得する人お多いと思いますが、仕事のしすぎといったことも、一見社会的には悪くないと思われる行動も、実は何かのマイナス感情を紛らわせるために行っていることも多いです。

 

マイナス感情が出てくる時というのは、特にそれが、強く出てくると避けたい気持ちがでてきると思いますが、例えば、不安が出てきたときには、何かに恐れている気持ちが出てきているということですが、自分は何を恐れているのか、何に不安を思っているのかということに避けずに、じっと見つめて向き合うようにすると、逆に恐れや不安が消えていったり、怒りが出てきた時は、自分が当然と思っていることを自分や他人がしないので腹が立つということですが、そもそもその当然と思っていることは、本当に当然なのか?とそのことをしっかり見て向き合うと、意外とその前提としていることが、必ずしもそうでないと思えたりして、怒りが解けてくるということがあります。

 

ですので、マイナス感情が出てきた時は、実は、それをさけるということではなく、それに向き合うようにすると、その感情が解けていくということが多くあります。

 

皆様もマイナス感情が出てきたときに、そういった視点で考えて見られるとまた新たな視点から感情をとらえられるかもしれませんね。

 

本日も何かの参考になれば、嬉しいです。

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