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【心豊かに生きる100のヒント 12】こころに影響する脳の栄養不足とは?

2014年11月25日

 

皆さん、こんにちわ。アクシアバイオの齋藤です。

 

本日も、【心豊かに生きる100のヒント】を ご紹介します。どうぞお楽しみに☆

 

 

私たちの気分やこころの反応というのは、脳の働きが関わってきています。
特にノルアドレナリン、ドーパミン、セロトニンといった脳内の神経伝達物質というものが大きくこころの働きに関わっています。神経伝達物質というものは、脳内で信号となって絶えず行き来して、私たちがこころの働きとして感じるものです。

 

楽しいというときはドーパミン、幸せなときは、セロトニン、仕事などに熱中しているときは、ノルアドレナリンが出ています。
また、強いストレスにさらされたときには、ノルアドレナリンが出て、それを抑えようと調整する働きがあるセロトニンがでます。しかし、セロトニンを作る栄養が不足していると、セロトニンがあまり作られず、気分が落ち込んだり、不安になったりします。そこで、神経伝達物質を作る栄養がとても大切になります。

 

通常、脳の栄養と思われているのは、甘いもの(ブドウ糖)と思われています。確かに、甘いもの(ブドウ糖)は脳のエネルギーとなりますが、上記のこころの働きに関わりのある神経伝達物質の栄養ではありません。

 

では、どういったものが神経伝達物質の栄養かといいますと、それは、実はアミノ酸(タンパク質)です。
神経伝達物質はタンパク質が分解されてできるアミノ酸から作られます。そして、アミノ酸から作られる時に、ビタミン、ミネラルも必要なので、そういった栄養素も必要となります。

 

ですので、体だけでなく、こころの健康のためにも、肉、魚、豆腐などからのタンパク質、野菜、海藻などからのビタミン、ミネラルも心掛けて摂取するようにするといいですね。

 

今日も、何かの参考になれば嬉しいです。

 

参考文献 診療内科に行く前に食事を変えなさい  姫野 友美

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