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【心豊かに生きる100のヒント 43】歳を取るほど頭が良くなる?

2015年1月9日

 

皆さん、アクシアバイオの齋藤です。引き続きよろしくお願い致します。

 

本日も、【心豊かに生きる100のヒント】を ご紹介します。どうぞお楽しみに☆

 

 

一般的には、歳を取るともの覚えがなくなるというようなことが言われます。

 

何か思い出そうとしてもなかなか出てこない。あ〜ここまで出てきているのに。。。なんだっけかなというようなことが起こることがだれしもあると思います。若いころはこんな風でなく、すぐに思いついたのになと思って、自分も歳取ったなと思ったりすることもあるかもしれません。

 

しかし、海馬の研究の第一人者の池谷裕二さんによるとそれは違っていて、歳を取るとそれだけ、たくさんの情報が脳に記憶されているので、それを取りだすのに時間がかかるということだそうです。こどものころや若いころは、まだ情報の蓄積が少ないので、情報をすぐに取り出しやすい。でも、歳を取るとたくさんの情報が蓄積されているので、それを探して取り出すのに時間がかかってしまうというのは、良く分かる話ですね。なかなか情報が出てこないということは、逆に言えばそれだけ情報が詰まっているということですね。

 

さらに池谷氏は脳自体は30代、40代を超えた方が活発になると述べています。30歳以降の脳は独特な働き方をするようになるそうです。それは、30代以降になると物事と物事との間につながりを見つける能力が飛躍的に伸びるそうです。そうすると若いときにはわからなかった物事と物事の間に関連性がわかるので、理解力が増したり、推理力が増すということです。そうすると一般的にいわれているのとは逆で大人になればなるほど理解力、推理力、論理思考が増していって、ある意味頭が賢くなっていくということですね。

 

そういう風に考えていくと歳をとればとるほど物事が良く分かっていくので、歳をとるのが良いことに思えますね。

 

本日も、何かの参考になれば、嬉しいです。

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